ギターは非常に長い時間世界中で愛され続けて来た楽器です。
現在日常で良く耳にするのは「エレクトリック・ギター(エレキ・ギター)」「アコースティック・ギター(フォーク・ギター)」といった楽器の音ではないでしょうか?
実際、当教室にもこれらの楽器をイメージしてお問い合わせいただく事が有ります。しかし、これらの大元となる楽器が実はクラシック・ギターなのです。
アンプを使って大音量で、多くはバンドのスタイルで楽しむ「エレキ・ギター」、スチール弦を張り、ボディーを大きくして音量を上げ、コードを押さえ易い様にネックを細くして歌の伴奏に特化した「アコースティック・ギター」、これらは全てクラシック・ギターから一つの用途に特化して進化して行った楽器と言えると思います。
クラシック・ギターはさらに古い歴史を持ちます。あの楽聖ベートヴェンや歌曲王シューベルトにも愛されたとも言われている事からも分かる様に、昔からギターは多くの音楽家、愛好家のそばに有った楽器です。
クラシック・ギターの一番の特徴は天然の木材で作られたボディーが創り出す優しく懐の深い音色に有ります。10本の指以外は何も使わずにつま弾かれる音は自然で音色は色彩豊かです。
クラシック・ギターには膨大なレパートリー(クラシック・ギターの為に作曲されたオリジナル曲)が有ります。また、他の楽器の為に作曲された曲を編曲する事によってさらにギターで弾ける曲は広がります。そして今この瞬間にも世界中の作曲家達がクラシック・ギターの可能性を押し広げています。クラシカルな楽曲以外にもポピュラー、ラテン音楽、ジャズ、ロック、J-pop、演歌、…etc、といった様に殆ど全ての音楽をこの楽器1本で奏でられます。
さあ、あなたもクラシック・ギターを手に、この広大な音楽の世界を旅してみませんか?一緒に始めましょう!